2016 October

 

 
 
 
 
秋晴れの週末イタリア人御夫妻と主人のゼミ生、皆で軽井沢へ。夏の旧道はあま りにも混んでいるので別荘から出ることはないけれど、紅葉にはまだ少 し早い この時期久しぶりに旧道を歩く。イタリア人御夫妻のリクエストに応えて老舗の 鶏料理のお店でディナーに。揚げ物も焼き物を素晴らしいけれど 秀逸はこの鶏 茶漬け。澄んだ鶏のスープに柔らかい鶏と三つ葉、わさびの香り。日本通のイタ リア人御夫妻も「リゾットではないの?」と興味深げ。初 めて食べる「お茶漬 け」にしみじみ、本当に美味しい・・・。

 

 

 
 
  友人から採れたてのピーマンをたくさん頂きひたすらピーマンを食べる。イン ターネットで検索して見るとピーマンの栄養にも驚きせっせと炒める。美 肌効 果や疲労回復、ビタミンはレモンの数倍?ピーマンの語源はフランス語の唐辛子 「ピマン」から来ているとか。ランチもディナーもピーマンずくし の週末、黄 色いプレートに盛り付けるとヴィヴィッド色も元気になれそう。そして・・・本 当に疲労回復には効果があると実感する朝。

 

 

 
 
 
最近いろいろな雑誌で「100歳の習慣」などCENTENARIAN =セントナリアン、 つまり100歳まで元気な人の食生活が注目されているようでつい目に入る。読 んでみると皆さんなんだか自然体、私達の世代のようにサプ リだなんだと騒ぐ ことなく、普通のモノを普通に食べていらっしゃる。ただ、これが難しいのが現 実。なるべく手作りで品数多く・・・となると自然体 に近ずくのもなかなか大 変。出来る範囲で美味しく美しく頂きたいもの。

 

 

 
 
  移動の多い私はラウンジや機内でも出来る範囲で体に良いものを頂くように心が けている。KLMのラウンジはサラダの種類も多く、ナッツや果物も充 実して いて嬉しい。もちろん積み木のようなゴーダチーズやハム、ホットミールはこっ てりとしたシチューやミートボールなども。巨漢のオランダ人が ゴーダチーズ の塊を山のように食べている横でナッツをつまむ私・・・何だか象と小動物のよ う!

 

 

 
 
 
パリに戻るとまずはマルシェでお野菜と果物を仕入れる。マルシェを眺めている と季節の移り変わりも感じられて楽しい。旬のものを美味し頂きたいの でスタ ンドのお兄さんとも仲良く、調理法を教わったり付け合せのアイディアを頂いた り。サラダにボイルしたチキンや七面鳥、卵やチーズをトッピン グするとヴォ リュームもあってランチにはぴったりのワンプレートに。

 

 

 
 
 
忙しい日中でもさっと頂けるように下ごしらえをしておくのも楽しい時間。ヘタ を取って切っておくのはもちろん、軽く炒めておくと調理時間も短く あっとい う間に出来上がる。お野菜を洗ったり切ったりしていると何だか自分が浄化され ていくような気がするのも不思議。きちんとした食生活が醸し 出すピュアな雰 囲気?どんな事も「準備と整理が出来ている」ことに尽きる・・・。お料理と人 生は密かに似ているのかもしれない。

 

 

 
 
 
パリで切り身のお魚を買うとがっかりする事が多いので自分で下ろせば鮮度も安 心、美味しく頂ける。青魚は体に良いと聞いて鯖やイワシをチョイス、 マル シェのお魚のスタンドで「そのままでOK!」と言うと本当にびっくりして「マ ダムが自分で?」。フランス人のマダムが狩猟から帰ったご主人の 獲物、雉の 頭をぶった切ったりするより遥かに・・・?と思うのだけれど。ソテーにしてバ ルサミコを添えると臭みも消えてさっぱり頂ける。それにしてもお皿に乗った鯖、絵画のよ うに美しい。

 

 

 
 
 
クッキーやチョコレートを頂かない私はおやつにこんな渋いモノを・・・。軽井 沢の老舗のお蕎麦屋さんから分けて頂いたそば粉で作った「蕎麦が き」、辛子 醤油や柚子胡椒で頂くとなんともオツな味。お茶では物足りない、という時には フルーツに亜鉛たっぷりのココアを入れたジュースを。おや つは長い午後を乗 り切るには大切な時間、ビタミンやミネラルもチャージしたいもの。

 

 

 
 
日本ではあまり見かけないセロリラヴ、セロリアックとか根セロリとも呼ばれ る、パリではとても身近な根野菜。茹でてマッシュポテトのようにピュー レに するとセロリの香りのする素敵な付け合せに。ピューレにしておいて豆乳やコン ソメで伸ばしてポタージュするのも美味しい。タダ下ごしらえがな かなか大変 なので時間のある時に一気に茹でてミキサーにかける。セロリラヴ自体が大きい ので延々にミキサーと奮闘することに・・・。

 

 

   
 
 
ディナーの前のアペリティフに友人が立ち寄る、と言う時に便利なのがアイオリ を添えたディップ。南仏プロヴァンス、ニースでも頂いた「Le Grand Aioli」  ル・グラン・アイオリ、というお料理を簡単にアレンジしたもの。お野菜や茹で た小エビやチキン、お魚などをアイオリソースにつけて頂くのも 楽しい。ロゼ のワインを添えて南仏風に。

 

 

 
 
フランスには実に沢山の種類のジャガイモがある。そしてフランス人はジャガイ モが大好き!一人当たり年間70キロも食べていると言うのは本当だろ うか? 揚げ物料理があまり無いフランスではフライドポテト専用の器具まで売ってい る。確かに家で揚げると美味しいので小さなお鍋で自家製フライド ポテトを作 る。スパイス次第でフレーヴァーもいろいろ、つい食べ過ぎてしまう。

 

 

   
 
 
寒くなってくると体を温めてくれそうなチャイニーズをランチに。生姜やスパイ スを利かせたソースを強火でさっと炒めたお野菜に絡める。火が強いの で一瞬 で仕上げるのがコツ、下ごしらえと手順が重要・・・と気分はまるで「陳さ ん」?韓国で頂いた「トック」というお餅を一緒に炒めるお料理を思 い出して 角切りにしたお餅も入れてみる。お野菜の鮮やかな色と白いお餅、何だか美しい チャイニーズに。

 

 

 
 
ここのところ忙しくてアトリエから出ることがない・・・あまりにもない!3食 自炊の素晴らしい食生活だけれどさすがに外の空気を吸いたい。久しぶ りに ホームのビストロに伺う。週末とあって大変な混雑、久々の外の雰囲気にびっく りしているとオーナーがいつものお席を用意して下さる。「どうし ていたの? パリには居たでしょう?カフェで見かけたよ」と、矢次早に。ポロネギのヴィネ グレットソースとサーモンのグリル、付けあわせはもちろん じゃがいもの ピューレ、懐かしい定番のメニュウが本当に美味しい。すっかりリラックスして シェフやオーナーとお喋りは尽きない。やっぱりサンジェ ルマンは落ち着く ホーム・・・。

 

 

 
 
 
寒くなって来ると真っ先に頂きたくなる冬の野菜、アンディーブ、小さな白菜の ようで可愛らしい。花弁のような葉いちまい一枚にトマトのレリッシュ を載せ たオードブル。ブーダンという豚の血のソーセージは見た目と違ってまろやかな 味わい、作っておいたセロリラヴのピューレを添えて。忙しくて も簡単に出来 て華やかなオードブルと、作り置きの手作り半製品があれば急な友人の来訪も楽 しい時間に。

 

 

 
 
  サンジェルマンにあるこの和食のレストラン、近くにある有名カフェより更にセ レブ、というより文化人の密度が濃い・・・。 新聞の文化コラムで難しい評論を繰り広げているような顎鬚たっぷりのムッ シューが可愛らしいお寿司をつまみ、「マッチャ マッチャ」とマカロンの フ レーバーを選んでいるのはなかなかチャーミング。お蕎麦やお寿司、おひたしや 茄子の田楽、和食のバリエーションの豊富さに改めて感動する。

 

 

   
 
 
パンや小麦製品をあまり頂かない私はパリでも朝食はたいてい和食。寒くなって 来るとお粥をつくっておいて朝食はもちろん、おやつや夜食にも頂いて いる。 青海苔や鰹節、ごまや柚子胡椒を真っ白なお粥に絵を描くようにトッピング。友 人の作品の美しい器で頂く熱々のお粥、至福の朝食・・・。

 

 

 
 
  パリのシャルル・ドゴール空港のエールフランスのラウンジは空港同様年々巨大 化していて、どこぞのホテル?という雰囲気。温かい人参のスープにボ イルし たチキン、ドライフルーツにナッツと私の美肌食に良さそうなものをチョイスし てようやく一息。あとは機内でぐっすり眠ればもうすぐ TOKYO。

 

 

 
 
パリから帰国してすぐ軽井沢へコンサートを聴きに行く。碓氷峠を越え、美しい 紅葉の中を抜け、信州ならではの美味しいお蕎麦をオマケで堪能。コシ の強い お蕎麦は喉越しが良く、つるつるといくらでも頂けそう。滋養たっぷりの蕎麦湯 もコクがあって本当に美味しい・・・。帰国早々日本の秋を満 喫。

 

 

   
 
 
Plats index イタリア料理のグリルしたお野菜はオリーブオイルをかけて頂くけれど、ホット プレートで和風に焼くお野菜には大根おろしやポン酢を添えて。寒い季 節には 生で頂くより温まるし、何よりお喋りしながらお野菜が焼けるのを待つ時間も楽 しい。 page top
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